吉田綾霊談集(76)
「懺悔せんと欲せば、端坐して実相を観ぜよ。衆罪は霜露の如く慧 え能く消除す」と観普賢菩薩行法経にあります。 懺悔とは、罪を洗い浄めるという意味です。私は朝にかたき誓いをし、夕は神仏の愛と守護の霊に包まれながら、知らずに犯 […]
View Article吉田綾霊談集(77)
家の中がゴタゴタせず、仕事がうまくいく様にするには、先祖を思い、目上を大切にし、目下を慈しみ、己を虚しくし、人世の為理屈なしに働くことです。必ず霊界は見通して悪い様にはなさいません。 ところが、人の姿や働きぶりのみを気に […]
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御祖(守護の霊)の御手引きのまま、おまかせの、御祖暮らしを致しましょう。 決して間違いはありません。人に両親がある如く、魂にも、両親同様に守護霊、指導霊のお二人の魂の御祖がおられます。 そして、この世同様、仕事によって、 […]
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霊の世界は実態であり、物質的利益はその映像でありまして、物的利益を先に求めるのは、宝の車を求めてその車の後に馬をつないで居るようなものであります。 そこで現世の幸せを求むる前には、出来るだけ自分に与えられた仕事を喜び、誠 […]
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他を赦しなさい。 赦さない心は縛る心です。 その貴方の心は貴方の中にあるのですから、相手を縛る前に、まず、自分自身を縛ってしまう事になります。その結果、貴方の生理作用は縛られ、病気が起こって来るものであります。 関節の不 […]
View Article吉田綾霊談集(80)
他人は自分が相手を嫌わぬ限り、自分を嫌いません。 他人は騙しません。 それよりも自分自身に騙されぬ様に常に心掛けましょう。 それが人生では最も大切です。いかなる人も、善心と悪心とを持っております。 しかし人を見る時は善を […]
View Article吉田綾霊談集(81)
心霊学では人間の本体は肉体ではないと言っています。それでは肉体の中で単なる夢を見ているのかと言いますと、決して夢ではありません。 夢は目覚めたら消えてしまいますし、普通は前の日の続きの夢を見ません。 ところが、肉体の世界 […]
View Article吉田綾霊談集(57)
人はその日その日の気分に支配される、所謂お天気屋であってはなりません。 その時その時の気分に振り廻される様な人間は気分の奴隷であって、自主的な人間とは申されません。仕事が旨く進行して居る時は、嬉しそうに快活に振舞っている […]
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竜樹菩薩の智度論の中に迷を離れた悟りの世界にはいるには、智目行足つまり正しく認識する智恵と行足即ち正しい実践実行とを兼ね持たぬ事には、静浄地へは行けぬと言う事であります。 何事もすじの通らぬ行動は危険であります。 心霊研 […]
View Article吉田綾霊談集(59)
醴 れい水の交わり 醴は甘酒でありまして、一宿にして成る者なり、濃厚なれども飽きやすし。君子の交わりは水の如く淡けれども、久しく変わる事なきに喩えます。即ち、 君子之交ハ淡若レシ水 小人之交ハ甘若レシ醴 近所隣り余り女同 […]
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